未知のフロンティア
ディズニーランドでは「未知の世界」の冒険や「宇宙や海底へ進出する」人類の明るい未来が展開される。
しかし、現実の世界では、人工衛星が地球の隅々まで探査しており未知の大陸も島もない。日本の人口衛星でも地上にある1mの物まで見分けられる。
海底も、熱水鉱床やマンガン団塊、メタンハイドレイドなどの資源探査が進み、2791個のアルゴフロートや70個のTRITONが全世界の海洋を常時観察してもいる。海洋は,夢が入り込む余地が無い現実的な調査観測対象だ。
宇宙旅行も2千万円出せば可能。月旅行も一人20億でロシアが販売する計画がある。宇宙は,夢と冒険の世界ではなく、大金持ちが道楽で行く世界になってしまっている。
資源と市場の奪い合いではない持続的発展のためには、未知のフロンティアが必要だと思う。企業が、限られた資源と市場を奪い合うだけの企業活動では、サステイナビリティは大いに怪しい。
社会に夢を与え、未知のフロンティアを開く活動はCSRの範囲に入らないだろうか。コンサートやスポーツイベントだけでなく、未来に夢を持てるような、未知のフロンティアを発見できるような活動が展開できたら、閉塞感も打破できるだろうし、資源と市場の奪い合いではない継続的発展も可能になるだろう。