CSR廃棄
「日本は廃棄物の“国内処理原則”を守り、資源循環に名を借りた“途上国への輸出”戦略を止めるべき」だと,海外のNGOが批判している。タイやフィリピンとの貿易自由化協定に廃棄物自由化条項を盛り込もうとしている動きを,日本の「廃棄物植民地主義」だとして批判を強めている
中国やインドへのゴミ輸出は,鉛や水銀、カドミウムなどの有害物質の飛散や,分解の際に使った溶剤が垂れ流しなどの汚染を引き起こしている。
日本はバーゼル禁止令に反対の立場を取り,廃棄物の輸出には寛容である。そのため,法令を遵守しているだけでは,海外から批判をあびることになる。CSRに取り組む企業のゴミが,海外で汚染や健康被害の元になることは,避けたいものだ。現地で健康被害にあっている人たちを前にして,「我が社は法令を遵守している」と言い訳しても見苦しいだけだ。
グリーン調達やCSR調達と同様に,グリーン廃棄やCSR廃棄を考えたほうが良い時期だ。